幽体離脱日記です。
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今朝の離脱。
久々に思いつきで眉間集中法。
眉間集中法は不思議なことに、離脱の動作を必要としない。
一発で異世界に飛ばされるのだ!
海。水平線。ビキニ女子・・・はいない。
砂浜が遠くどこまでも続いていた。
海がきれいでいい気分だったが、とりあえず全景把握のためにスパイダー飛行。
前は糸を打ち続けなければならなかったのだが、シエルとの戦闘時に覚えた、イメージを糸が空の一点にささるイメージで固定して空にぶらさがる。
島はひょうたん型。砂浜以外は木が茂っている。島の中央に行くにつれて標高があがっていくようだった。
まー飛べる俺にしたら、たいしたことのない高さだけど。
注目すべきは、人がいそうにないことね。
名倉ボッチはよくあることだが、今回もまた・・・。
ここは冒険家なら森にわけいるところだが、渡辺並みのモチベでスルー。
正直名倉はきれいな風景を見てるだけでも満足できるほど素晴らしい。
恒常的に脳内麻薬が出とるんかもねー。
長時間いたかったので、なにもない白い砂浜をただただ歩く。
足にかかるしぶきが気持よかった。
そのまま2、30分歩いてると、ちょっとした岩場が現れて、そこで砂浜が途切れていた。
おかしいなー、確認したのとちがうわーと思ったが、仕方ないのでそこで止まって、手慰みでそこらへんの石をとって水切り。
石を投げると小気味よい破裂音とともに石が飛んでいく。
石はそのまま何段か跳ねると青い光になり、止まることなく水平線の向こうまで跳ねていった。
楽しかったのでそこでずっと水切り。
石が段を重ねるにつれ大きくなったり、雷を落としながら飛んだり、飽きなかった。
十数投目いこうかなと思ったときに、後ろから声をかけられた。
「やるじゃん」
振り返ると、白いワンピースを着た女の子が、遠巻きに、にやにやと笑っていた。
ラッキーと性欲がわきかけたが、この世界が崩壊するといやだなーという気持ちのほうが大きくて、理性が勝った。
「一緒にやろう。こっちにおいで」
少女は長い丈のワンピースを砂浜に引きずりながらやってきた。
茶色に焼けた肌がまぶしかった。
石を渡そうとすると、
「いらない。それより久しぶりに人にあったから話がしたいわ」
と誘われた。
俺はラッキー!と思って方に手をかけ、そのまま・・・しようと思ったが、やはりこの世界がきれいだったので、
賛成することにした。
彼女は、
「家があるから招待するわ」
と言うので、家があるという森の中を少女と歩く(もちろん手は握った)。
ニ、三分もすると小さな家が現れた。
えらく日本風で、廊下は吹き抜け(?)で、庭には井戸と、守木で囲まれた大木があって、昔徒然草でみた挿絵にそっくりだった。
俺は風流っぽい造りに素直に感心して、
「すげー」
と感嘆していると、女の子が
「中は汚いけどね」
とちょっとてれていたのがかわいかった。
とりあえず、中に入れてもらうと、中は実家にそっくり。
ちょっと笑った。
客間的なところに通してもらうとたたみがあったので、くつろいでごろり。
彼女はお茶を入れると言って出て行った。
なんとなしに見ていると、天井に神棚みたいなのがあることに気付いた。
鏡モチっぽい物の横に、何か写真立てっぽいものが置いてある。
何の写真だろ?と思って興味がわいて、見てみようと思ったが、立ち上がってみても角度の関係でよく見えない。
でも飛ぶとこの家に戻れなくなる可能性もあるしなー。うむー、と思っていると少女が戻ってきた。
逡巡なく聞く。
「あれ、何の写真?」
「あれは母さんの写真」
「え・・・ごめん」
「いや、しんでないよ」
「あれ、じゃあなんであんなとこにおいてんの?」
「見守ってくれてるみたいじゃない?」
「死んでるじゃん」
「母さんは、遠くの海に出かけただけよ」
「?」
「父さんがどっかいっちゃったから探しに」
「そうか・・・、いつぐらいから一人なの?」
「そうねー、五年くらいかな。だからあんたは久しぶりの人ね」
「五年!長いな。寂しかっただろう?」
「うん、まーそれなりに。ここの島は嫌いじゃないけどね。一人だとつまんないわ」
「じゃー俺が来てうれしかった?」
「ふふ、うん。うれしかった・・・かも」
ちょっと照れた感じで笑うのがかわいい。
名倉来て過去最高レベルの幸せを味わっていた。
でも、視界がもうだめっぽいなーという感じがしていた。
「名前聞いてもいいかな?もう帰らなくちゃいけないかも」
「えっ!もう?」
「強制帰還なんだ、早く」
「いりふねしおり(おりふね?かも)」
「そうか、俺は半月(実名言ってます)、また来るわ」
そして強制帰還。
ちょっと渡辺で引きずるぐらいの、いい離脱だった。
またあの子に会いたいね。
久々に思いつきで眉間集中法。
眉間集中法は不思議なことに、離脱の動作を必要としない。
一発で異世界に飛ばされるのだ!
海。水平線。ビキニ女子・・・はいない。
砂浜が遠くどこまでも続いていた。
海がきれいでいい気分だったが、とりあえず全景把握のためにスパイダー飛行。
前は糸を打ち続けなければならなかったのだが、シエルとの戦闘時に覚えた、イメージを糸が空の一点にささるイメージで固定して空にぶらさがる。
島はひょうたん型。砂浜以外は木が茂っている。島の中央に行くにつれて標高があがっていくようだった。
まー飛べる俺にしたら、たいしたことのない高さだけど。
注目すべきは、人がいそうにないことね。
名倉ボッチはよくあることだが、今回もまた・・・。
ここは冒険家なら森にわけいるところだが、渡辺並みのモチベでスルー。
正直名倉はきれいな風景を見てるだけでも満足できるほど素晴らしい。
恒常的に脳内麻薬が出とるんかもねー。
長時間いたかったので、なにもない白い砂浜をただただ歩く。
足にかかるしぶきが気持よかった。
そのまま2、30分歩いてると、ちょっとした岩場が現れて、そこで砂浜が途切れていた。
おかしいなー、確認したのとちがうわーと思ったが、仕方ないのでそこで止まって、手慰みでそこらへんの石をとって水切り。
石を投げると小気味よい破裂音とともに石が飛んでいく。
石はそのまま何段か跳ねると青い光になり、止まることなく水平線の向こうまで跳ねていった。
楽しかったのでそこでずっと水切り。
石が段を重ねるにつれ大きくなったり、雷を落としながら飛んだり、飽きなかった。
十数投目いこうかなと思ったときに、後ろから声をかけられた。
「やるじゃん」
振り返ると、白いワンピースを着た女の子が、遠巻きに、にやにやと笑っていた。
ラッキーと性欲がわきかけたが、この世界が崩壊するといやだなーという気持ちのほうが大きくて、理性が勝った。
「一緒にやろう。こっちにおいで」
少女は長い丈のワンピースを砂浜に引きずりながらやってきた。
茶色に焼けた肌がまぶしかった。
石を渡そうとすると、
「いらない。それより久しぶりに人にあったから話がしたいわ」
と誘われた。
俺はラッキー!と思って方に手をかけ、そのまま・・・しようと思ったが、やはりこの世界がきれいだったので、
賛成することにした。
彼女は、
「家があるから招待するわ」
と言うので、家があるという森の中を少女と歩く(もちろん手は握った)。
ニ、三分もすると小さな家が現れた。
えらく日本風で、廊下は吹き抜け(?)で、庭には井戸と、守木で囲まれた大木があって、昔徒然草でみた挿絵にそっくりだった。
俺は風流っぽい造りに素直に感心して、
「すげー」
と感嘆していると、女の子が
「中は汚いけどね」
とちょっとてれていたのがかわいかった。
とりあえず、中に入れてもらうと、中は実家にそっくり。
ちょっと笑った。
客間的なところに通してもらうとたたみがあったので、くつろいでごろり。
彼女はお茶を入れると言って出て行った。
なんとなしに見ていると、天井に神棚みたいなのがあることに気付いた。
鏡モチっぽい物の横に、何か写真立てっぽいものが置いてある。
何の写真だろ?と思って興味がわいて、見てみようと思ったが、立ち上がってみても角度の関係でよく見えない。
でも飛ぶとこの家に戻れなくなる可能性もあるしなー。うむー、と思っていると少女が戻ってきた。
逡巡なく聞く。
「あれ、何の写真?」
「あれは母さんの写真」
「え・・・ごめん」
「いや、しんでないよ」
「あれ、じゃあなんであんなとこにおいてんの?」
「見守ってくれてるみたいじゃない?」
「死んでるじゃん」
「母さんは、遠くの海に出かけただけよ」
「?」
「父さんがどっかいっちゃったから探しに」
「そうか・・・、いつぐらいから一人なの?」
「そうねー、五年くらいかな。だからあんたは久しぶりの人ね」
「五年!長いな。寂しかっただろう?」
「うん、まーそれなりに。ここの島は嫌いじゃないけどね。一人だとつまんないわ」
「じゃー俺が来てうれしかった?」
「ふふ、うん。うれしかった・・・かも」
ちょっと照れた感じで笑うのがかわいい。
名倉来て過去最高レベルの幸せを味わっていた。
でも、視界がもうだめっぽいなーという感じがしていた。
「名前聞いてもいいかな?もう帰らなくちゃいけないかも」
「えっ!もう?」
「強制帰還なんだ、早く」
「いりふねしおり(おりふね?かも)」
「そうか、俺は半月(実名言ってます)、また来るわ」
そして強制帰還。
ちょっと渡辺で引きずるぐらいの、いい離脱だった。
またあの子に会いたいね。
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